高年収、ハイスキル、管理職求人を取り扱う転職エージェントとして支持されているJACリクルートメント。
今回はJAC Recruitment(以下、JACリクルートメント)を実際に使った感想や評判、使い方などを紹介していきます。
30代、40代の転職で管理職やキャリアアップを目指す方には、ぜひご一読頂きたい内容です。

JACリクルートメントの使い方は?

JACリクルートメントでは求人情報を公開するとともに、転職サポートも実施しています。
まず公開されている求人情報を閲覧する場合ですが、トップページから「求人情報」タブをクリックし、検索画面に移行してみましょう。
職種、業界、勤務地、希望年収、英語力、語学力、企業規模や休日制度などの条件が並んでいますので、自分の希望の通りに入力していきます。

また、キーワードから直接検索することも可能です。例えば、キーワードに「企画」と入力して検索を開始すると、様々な業界からの企画に関する求人情報がヒットするでしょう。
「企画」で検索した場合、2017年1月時点では2063件もの求人が出てきます。

JACリクルートメントが厳選した高年収の求人が多数を占めていますので、まずはこの検索画面から求人を閲覧してみてはいかがでしょうか。
ただし、この検索画面の段階では、社名が非公開となっている企業が多数存在します。
もし興味のある求人が見つかった場合は、転職サポートに登録し、詳細について問い合わせてみましょう。

ちなみに、JACリクルートメントの公開求人は全体の4割程度で、残り6割は非公開求人です。
非公開求人の中には、ニッチな業種や普段目にする機会のない隠れた優良企業がありますので、やはり一度は転職サポートに登録してみるべきでしょう。
実際に筆者もJACリクルートメントにお世話になったことがありますが、公開されている企業の別案件(別なポジションでの求人)なども紹介してもらえました。

また、マネジメント層の求人では、JACリクルートメントのみに存在するものもあります。
さらに日本法人を立ち上げて間もない外資系企業の求人も多数あり、独自性の強い求人が多いという印象です。

このような日本法人では、規模こそ小さいものの将来的な業務拡大を見越しており、なによりもバックには大資本を持っていますので、通常のスタートアップベンチャーよりも安定した企業が多いと思います。
マネジメント未経験からキャリアアップするためには、規模の大小よりも裁量と権限があるポジションにつくことが手っ取り早いため、設立間もない日本法人からの求人は狙い目かもしれませんね。
業種としてはバイオ、ヘルスケア、物流などは特に強いという印象がありました。
もちろん、その他の業種や知名度の高い大手企業の求人も豊富です。

JACリクルートメントの転職サービスではどんなサービスが受けられる?

JACリクルートメントは、短期間で転職先を見つけるよりも、腰を据えてキャリアアップのためになる企業を見つけるのに向いています

そのため、転職サービスでは、キャリアコンサルタントとのやり取りを通じて、業界情報の提供、希望する職種やポジションに求められるスキルや人物像、企業特有の情報、応募書類の精査などをかなり細かなところまで対応してもらえるでしょう。
これらのサービスは、JACリクルートメント以外の転職エージェントでも実施していますが、問題はその精度です。

JACリクルートメントでは、中堅以上のマネジメント層に特化しているため、ひとつひとつの対応が非常に丁寧で、親身になって話を聞いてくれると評判です。
サポートの手厚さでは群を抜いている」、といった評判や口コミも多数あり、単に数をこなすだけの仕事ではないことが理解できるでしょう。

実際に筆者が利用したときも、雑談ベースでありながらこちらの話を細部までよく聞き、自分でも気が付かなかった潜在的な欲求をあぶり出してくれたな、という感想があります。
特に企業特有の情報については、背景や選考プロセス、採用されやすい人の傾向、社風などかなり詳細な部分まで聞くことができ、応募に対する不安が徐々に払拭されていくのを感じました。
また、業務が忙しくキャリアコンサルタントとの面談の時間が取れない場合には、電話面談も可能です。

電話面談の時間帯もかなり遅い時間にまで対応しているようで、平日の残業後(21時から22時)に電話面談を実施してもらえました。
30代、40代の転職活動では、転職活動自体にかけられる時間の少なさがネックになることがありますよね。
JACリクルートメントでは、このような「転職はしたいものの時間がない」というジレンマをよく理解しており、効率的かつ丁寧な対応が魅力です。

さらに、実際に企業との面接が終わったあとも必ずフォローやフィードバックが入り、客観的な意見や次の面接に向けての対策をアドバイスしてくれました。
こういった手厚いサポートやフィードバッグがあると、例え内定に至らなかったとしても自分を客観的に分析できて成長につなげられるため、満足度が高くなるのです。

JACリクルートメントのメリットとデメリット

JACリクルートメントを使うメリットとしては、

  • 求人の質が非常に高く、満足度の高い転職がしやすい
  • 全体的に求人の年収高めで、年収アップにつなげやすい
  • 海外に8つの拠点をもっているため、海外での転職とキャリアアップにつなげやすい
  • 求人の数が少なくなりがちな高度な専門職でも、多数の企業の情報が得られる
  • 語学力を活かした転職がしやすい
  • レスポンスが早い(原則24時間以内の返信)

といったものが挙げられるでしょう。

一方、デメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • 高い専門性、豊富な実務経験を要求される求人が多いため、20代の転職には向いていないことがある
  • キャリアがしっかりと形成されていないと年収アップにつなげにくい
  • 国内拠点が主要6都市(東京、横浜、京都、大阪、神戸)のみのため、その他の地域からは応募しにくい

筆者が利用したときは東京都内に在住、勤務していためデメリットはほとんど感じなかったのですが、札幌や福岡といった大都市で転職を希望する場合には、少しハンデがあるかもしれません。
また、JACリクルートメントの求人は年収が高い半面、要求されるものも多いので、キャリアに不安のある方は尻込みしてしまう傾向にあるようです。
しかし、要求をすべて満たしていなくても採用される可能性は十分にありますし、意外な部分が評価されることもあります。
まずはキャリアコンサルタントと一度じっくり話してみることをおすすめします。

JACリクルートメントを利用したほうが良い人とは?

国内に複数ある転職エージェントのうち、どれを利用するかは個人の自由です。
しかし、向き不向きは確実に存在します。
そこで、JACリクルートメントが向いている、利用したほうが良い人を考えてみました。

社内にキャリアパスが見えない

30代、40代になって仕事にも慣れ、後進の育成も担当するようになったものの、現在のポジション以上の役職が目指しにくいケースです。
役職自体は存在していても、親会社からの天下り専用ポジションであったり、名誉職のようなポジションであったりすると、昇進は不可能に近くなります。
その場合は、転職によってより裁量や権限のあるポジションを設けている企業へ移ることが効果的でしょう。
管理職層の転職に強みをもつJACリクルートメントの利用がおすすめできます。

年齢的に最後の転職にしたい

30代でも前半であればそれほど心配ありませんが、30代後半、さらに40代以上となると安易に転職を繰り返すことができなくなりますよね。
ヘッドハンティングを通して常に複数の企業から熱烈なオファーがあれば良いのですが、そのような人材は稀です。
一般的には、30代後半以上ともなれば、生涯勤められる企業を希望することが多くなってきます。
JACリクルートメントの求人は安定した大手企業が多いため、20代、30代の集大成として最後の転職を目指す方にも向いているでしょう。

海外志向が強い

JACリクルートメントは海外求人に関して、国内の老舗転職エージェントで最も強みを持つといっても過言ではありません。
語学力を積極的にキャリア形成に役立てたいという方は、JACリクルートメントの利用をおすすめします。

JACリクルートメントに関するQ&A

最後に、JACリクルートメントに関する細かなQ&Aをご紹介します。
筆者の体験に基づくものもありますので、是非参考にしてみてください。

Q:JACリクルートメントは対応が冷たいという噂を聞いたけど本当?
A:結論から言えば、決して冷たくはありません。
ただし、正確かつ精度の高い情報のやり取りを心がけているようですので、時には厳しい意見をもらうこともあります。
しかしそれは冷たい、優しいといった類のものではなく、真剣に向き合ってくれている証拠です。
また、一旦転職サポートが開始されれば、対応はむしろきめ細やかで親身ですので、冷たいという表現は当てはまらないと思います。
Q:外資系に応募する気がなければ利用しないほうが良い?
A:外資系の求人は確かに多いですが、国内の大手企業の求人も豊富です。
外資系か国内企業かという区切りよりも、目指す職種やポジションなどで考えたほうが良いでしょう。
外資系へ転職するつもりがなくとも、数年のマネジメント経験があれば、応募できる企業はそれなりにあるはずです。
Q:20代で第二新卒枠でもJACリクルートメントを利用できる?
A:結論から言えば、利用自体は可能です。
ただし、どうしてもマネジメント層や専門職層の求人が多くなるため、20代で第二新卒枠となれば応募できる求人の数はそれほど多くないと考えておきましょう。
場合によっては、数年先を見越してキャリア形成のアドバイスをもらえることもありますので、絶対に利用すべきではないというわけではありません。
Q:英語力がないと相手にされない?
A:そんなことは全く無いと思います。
恥ずかしながら筆者も英語力という意味では非常に不安があり、TOEICも学生時代に一度受けたきりという状態でした。ちなみに当時の点数は600点以下です。
外資系企業の求人であってもすべてのポジションに語学力を求めているわけではありませんし、国内企業の求人も紹介してもらえます。
英語力があれば確かに選択肢は増えますが、それがマストではないのです。

日本でも転職に対する抵抗は徐々に低くなっているとはいえ、30代や40代の転職には不安が付きまといます。
自分ひとりであればまだしも、家族の生活や人生にも影響してきますからね。
できるだけ質の良い求人に出会い、条件や待遇で満足のいく転職にするためにも、JACリクルートメントのように洗練された老舗エージェントの力を借りていきましょう。