大使館で働く!求人の探し方と採用 【各国の大使館データ】

 

大使館で働く求人の探し方4つ外資系の職場が行きつく先が「大使館勤務」になるはずです。
その国の出先機関で、単なる事務業務だけではなく、その国の大物を招いてのレセプションや、重大な首脳会議の準備など多岐にわたる業務を行います。

ここでは、意外と知られていない【各国の大使館業務】とそこへの転職法についてお話したいと思います。

大使館業務を知ることのメリットはこれ

  • 外交官と職員スタッフは違います
  • どの国の大使館かによって待遇が大きく異なります
  • 大使館のHPなどに求人が出ているケースがあります
  • 何のスタッフになるかで求められる語学力のレベルが違います
  • 基本的に正規雇用です
  • 求人探しの方法はいくつかあることを知ります

大使館求人を探すならおすすめの転職エージェント4選

総合

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大使館と領事館の違い

「大使館」と「領事館」の違い

まず、ここでもよく引き合いに出される「大使館」と「領事館」の違いについてみていきましょう。

大使館

外交使節団の長が「特命全権大使」であるとき、その使節団が公務を行う場所を大使館といいます。
ちなみにその長が「特命全権公使」の場合は公使館といいます。

ここで、様々な外交が行われます。

派遣国と接受国が外交関係を結ぶと、外交使節団を派遣しあいます。
大使館内は有名な「治外法権」になっていて、その中起きた犯罪は日本の法令ではなく、大使館の国の法令によります。

つまり、敷地内で、3人の連続殺人事件が起きた場合、日本ではほぼ死刑になりますが、治外法権なのでその国の刑法に従い死刑にならない可能性があります(国によっては即斬首というところもあり得ますが)。

領事館

相手先の国内に居る自国民の保護や通商関係の援助、査証(ビザ)の発行、のための事務所で、これは外交のためでなくあくまでも自国(派遣国)民のための機関です。
身分は安定していますが、大使館と違い事件があれば訴追される可能性があります。

要はどちらも外国の期間ですが、大使館は外交中心で敷地内では治外法権、一方領事館は出先機関でビザの発行や何かあれば情報収集に務める期間、ということになります。

在外大使館職員と在日大使館職員の採用条件の違い

在日外国大使館と在外日本大使館

在日外国大使館と在外日本大使館の就職方法

次に在日外国大使館と在外日本大使館についてみていきましょう。

我々がイメージしやすいのは国内にある、アメリカ大使館やフランス大使館になりますが、日本もアメリカやフランスに大使館を持っていて、そこで外交活動がなされえています。

活動については上に書いた通りですが、ここでは就職方法について考えてみましょう。

在外日本大使館の場合

外国にある日本大使館の場合、基本的には外務省職員や各省からの出向者など、公務員採用された人が働いています。

優秀な官僚や元官僚の政治家も海外の大使館勤務を担当していますので、ある意味外務省の出世コースにもなります。

海外の日本大使館に勤務を希望する場合は、まず日本の国家公務員になることが必要なので、公務員試験を受けてください。

  • 国家公務員(総合職一般職など)
  • 外務省専門職員採用試験

いずれかの受験、合格が必要になります。

在日大使館の場合

在日大使館の場合は、各国の大使館に求人募集があれば、それに応募して採用されれば働くことができます。
民間の転職、就職に近いイメージで、「その国公務員試験」を受ける必要はありません。

求人がある場合、各国の大使館HPや「Japan times」などで求人情報が公開されていますが、原則的に求人は欠員補充のみです。

つまり、有名な国の大使館でも5年、10年採用が一人もない、ということは大いにあり得ます。
不足が出てときにすぐに対応できるように、各大使館のHPなどはいつもチェックしておくといいでしょう。

 

外国の大使館での採用条件

基本的には即戦力の人材を求めています。

  • 大卒以上の学歴
  • ビジネスで問題なく使える高い英語力(最低英語IELTS band 8.5 またはTOEIC 850同等以上レベル)
  • (英語以外の国の場合、英語に加えて)その国の公用語でのコミュニケーション能力
  • 書類作成や広報などの社会人としての基礎的能力
  • 3年程度の職務経験

が共通で必要となり、あとは各大使館個別理由(システムに強い人など)が加わることがあります。
いうまでもなく、英語がビジネスレベルでできるのは「最低条件」だと思ってください。

今回は、外交官試験の話ではないので、年齢制限もなく誰でも可能な「日本採用の在日外国大使館の職員スタッフ」の転職ということで考えてみたいと思います。

大使館業務とは何?求められる5つのスキル

大使館職員に求められる5つのスキル

次に大使館職員の業務について見ていきましょう。

大きく分けると、スタッフと運転手等に分かれます。

大使館スタッフの仕事

大使や駐在官の外交活動ををサポート

大使館スタッフは、大使や駐在官が外交活動をする際の補助サポート業務が中心になります。
各国の要人との会合など重要な外交業務は、スタッフではなく「外交官」(現地から来た人)が行います。

大使館職員スタッフは、大使館を訪れた人へ手続きを説明することや、大使館への問い合わせへの対応、日本に来ている当該国人からの問い合わせ対応、企業観光者への情報提供、外交イベントの準備など、様々なことに(英語や現地語で)従事することになります。

それ以外にも、中には、広報活動や各種のリサーチ業務など、とても高度な職務に従事することもあります(これは前職の経験も考慮されます)。
語学に加えて、専門性がある人が優遇されるのはそのためです。

そのため、大使館で働きたいけど英語(やその他の言語)に自信がない方は、オンライン英会話などで事前に語学能力を高めておきましょう。

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自動車、清掃等のスタッフ

運転手、警備員、清掃員、など

事務作業を行わないスタッフも大使館には必要です。

  • 大使館の警備、巡回(警備員)
  • 大使館内の清掃業務(清掃員)
  • 大使や大使館職員のための運転手
  • 大使館内受付
  • 大使館にある代理店での航空券手配、個人旅行手配業務
  • 秘書
  • 庭師
  • 料理人

などが事務を担当しないスタッフとして必要です。

これらの人たちは国家機密に触れることもないので、非正規(バイト)でなることもできるかもしれませんが、求人次第ということもあるのでしょう。

こうした(非事務)スタッフの場合は、英語力などは日常会話程度でいいでしょう(まったくできないのは困ります。)

大使館職員の待遇

給料は大使館次第…

要は日本にある外資系企業の社員のようなものですので、その大使館次第というところがあります。
いくらもらえるかについては各国大使館の規定次第、その国の財政状況次第というところがあります。

当然、裕福な欧米諸国の大使館とそうでない国では差があります。
稼げる職場として考えるのか、途上国の発展に寄与したいと考えるのかで価値も変わってくるでしょうね。

ちなみに、アメリカ大使館の場合、年収1000万円超の求人があったようです。
年収1000万の求人発見。米国大使館<駐大阪神戸米国総領事館> 広報報道担当補佐

「補佐」でこれだけもらえるので、もっとキャリアが上がって「課長」「部長」になれれば、年収がかなり高くなるでしょう。

とはいえ

  • 現地から来た「外交官」
  • 日本採用の「職員」

の間には越えられない壁があります。

あくまで事務方に過ぎないわけで、外交交渉に携われることはありません。
それでも、大使館の中は外国(治外法権)ですから、日本のような無茶な働き方は(何もなければ)しないはずです。

日本で採用活動をしている国の大使館

日本で採用活動をしている大使館を以下に挙げたいと思います。
これらの国は政情も安定していますし、労働環境的にもまったく問題はないはずです。

アメリカ大使館領事館

アメリカ大使館領事館
Jobs at the Embassy & Consulates | U.S. Embassy & Consulates in Japan

アメリカ大使館の採用ページです。当然ですが英語です。
このくらいは日本語のようにすらすら読めないと話にならないということなのでしょう。

イギリス大使館領事館

イギリス大使館領事館
Working for British Embassy Tokyo - GOV.UK

こちらも全編英語です。職員採用についての記事以外にもインターンシップの記述もあり、さすが英国といった感じです。

フランス大使館領事館

フランス大使館領事館
在日フランス大使館 募集情報

フランス大使館の募集情報です。日本語で書かれています。パティシエなど職種ごとに採用があるみたいですね。調理師ではなく別にパティシエというのがフランスらしいです。

イタリア大使館領事館

タリア大使館領事館
イタリア大使館 募集情報

イタリア大使館募集ページです。
ブラウザによってはエラーが出るようですが、確かにイタリア大使館のものになります。

採用情報は「採用」検索で出るはずです。

ドイツ大使館領事館

ドイツ大使館領事館
職員公募|ドイツ連邦共和国総領事館

ドイツ大使館の職員公募情報です。こちらは運転手の募集ですね。

カナダ大使館領事館

カナダ大使館領事館
採用情報|カナダ大使館

カナダ大使館です。
採用情報がある場合、英語かフランス語で求人票が掲載されます。
そう、カナダだとフランス語もできないといけませんよね。

オーストラリア大使館領事館

オーストラリア大使館領事館
Job opportunities

オーストラリア大使館の職員募集ページです。やはりすべて英語になっています。

ニュージーランド大使館領事館

ニュージーランド大使館領事館
求人求職|ニュージーランド大使館

本稿執筆時は募集がありませんが、募集が開始次第、こちらに掲載されるようです。

このほかにもHP上などで職員求人を出している国はあります。
本国が危険でも、日本の大使館勤務ですからその辺は何の問題もなく平和なのですが、待遇がかなり違う可能性があります。
アメリカ大使館のようなケースはそれほどないと思っていましょう。

そこにない求人も含めて転職エージェントを活用しよう

転職エージェントを活用

大使館職員、大使館スタッフの求人は、上で書いたようにHPに掲載されることも多いのですが、転職エージェントに求人を出すこともあるようです。

転職エージェント最大手の「リクナビネクスト」などに登録をして、大使館で働きたい旨を伝えておきましょう。
過去の経験上、どのくらい大使館求人があるのか、みなさんがそれに受かりそうなのか、適切なアドバイスをしてくれるはずです。

利用は無料なので、大使館以外の求人探しも合わせて、転職エージェントに登録しておいて損はないと思います。

大使館求人を探すならおすすめの転職エージェント4選

総合

リクルートエージェント
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詳細ページ:リクルートエージェントの評判!ブラックばかりで対応悪いはウソ

 

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公式HP:⇒doda
詳細ページ:dodaはなぜ評判が悪い?使った人の本音を調査※アプリが意外と便利

 

マイナビエージェント
特徴:サービスは無制限!職業紹介優良事業者認定マークも取得!
公式HP:⇒マイナビエージェント
詳細ページ:マイナビエージェントで転職!求人の種類と口コミ評判&使い方ガイド

 

30~40代向けはこちら

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詳細ページ:ビズリーチ[BIZREACH]口コミ評判│即戦力人材の年収は?ハイクラス採用の転職

アメリカ大使館に転職した筆者の同期の例

実は、筆者の元いた会社の同期(女性)がアメリカ大使館に転職しています。
学生時代からNGOなどで働いていて英語はペラペラだったのですが、こういう感じのキャリアをたどりました。

  1. 私がいた地域振興の団体で国際部に配属
  2. 在日米国商工会議所に転職
  3. アメリカ大使館に転職

やはり、卓越した語学力と、公益に近い仕事をしていると有利になるようです。

ただ、「アメリカ大使館に転職できた-」とマウントをとるメールだったので、以後まったく無視しています(笑)
というわけで、「前職の経験」として生かせる部署に配属される運もあるのかな、と思います。

大使館で働く!求人の探し方と採用 まとめ

  • 日本にある各国の大使館の職員、スタッフ募集の求人は意外とある
  • 大使館HPにのみ掲載されるなど意識的に探す必要がある
  • 裕福な国の大使館だと待遇がいい
  • 事務スタッフと雑務スタッフでは求められる英語力等が違う
  • HPに出ていない求人を探すためにも転職エージェントに登録するとよい
  • 大使館に受けそうなキャリアを探しておく
  • 働きたいなら事前に英語力(大使館の母国語)を伸ばしておく

 

大使館で働くなら、その大使館の母国語を学んでおく必要があります。アメリカ大使館なら英語です。

どれだけ優れたスキルがあっても英語などの言語を喋れなくては意思の疎通ができず、業務がまともにできません。

本気で大使館で働きたいと思うのであれば、語学スクールやオンライン英会話などで最低限ビジネスレベルは話せるようにしておきましょう。

語学スクールは費用の高さや手間(実際に通いにいかなくてはいけない)事を考えると、おすすめはオンライン英会話です。

1日辺り105円~授業を受けることができ、相手も大使館の人間と同じネイティブです。オンラインなので自宅で空いた時間に学べるのも大きいでしょう。

中でもおすすめはdmm英会話です。名前こそ英会話ですが、コースに応じて中国語や韓国語、台湾語なども学べます。

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