リクルート社とマイナビ社は就職情報分野で熾烈な競争を繰り広げていますが、転職エージェント業界でも両社は激しい戦いの火花を散らしています。

では両社を利用者の立場からみた場合、どのような違いがあるのでしょうか。

ポイント 女性

今回は、転職エージェント業界大手のリクルートエージェントとマイナビエージェントさまざまな角度から徹底比較してみました。
求人数をはじめ、キャリアアドバイザーの口コミなども比較しましたので、どちらを利用すべきかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください!

リクルートエージェント

リクルート
年代 20代~40代 雇用形態 正社員・派遣社員
対象エリア 全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界 IT・通信Web・インターネット機械・電気・電子化学(素材・化成品)総合商社・専門商社物流・運輸飲食・店舗サービス旅行・スポーツマスコミ・広告人材・教育コンサルティング金融・保険住宅・不動産医療・福祉その他
おすすめ度

ポイント

  • 業界最大手の転職エージェント。実績と信頼の安心感で転職成功実績No.1
  • 各業界のプロフェッショナルがしっかりアドバイザーについてくれる
  • 取り扱い非公開求人は業界最大級の約10万件

経験豊富なキャリアアドバイザーが徹底的なヒアリングで求職者の潜在スキルや市場価値を分析。業界トップクラスの求人数で約90%が非公開求人です。
【こんな方にオススメ】
目立った資格を持っていない等、転職に対して少し気後れしている方にこそキャリアアップを望める求人情報を紹介してくれると定評があります。

マイナビエージェント

マイナビエージェント
年代 20代~30代(特に20代) 雇用形態 正社員
対象エリア 全国(海外を含む)
業界(業種) IT・通信・インターネット機械・電気・素材等営業職医療系コンサルタント・監査法人・士業関連金融不動産クリエイティブ経営・企画・管理・事務販売・サービス建設設計・土木・プラント・設備等その他
おすすめ度

ポイント

  • 第二新卒の転職や初めての転職におすすめ
  • 徹底的なヒアリングで転職者の強みを引き出すコンサルタント
  • 履歴書や面接対策まできめ細かい丁寧な指導

新卒の就職活動で培ったノウハウやデータを活かしたサポートで、特に第二新卒など20代の若者の転職に定評があります。
面接・書類添削などの対策から内定後のサポート体制もバッチリ。
【こんな方にオススメ】
20代の方や初めての転職で何から手を付ければ良いか分からない…といった方におすすめです。

リクルートエージェントとマイナビエージェントを求人数で比較!

転職エージェントの優劣を比較する上で欠かせないのが「求人数」です。求人数が多ければ多いほど希望条件にマッチする求人も増えることになるからです。

リクルートエージェント、マイナビエージェントの求人数

求人数
リクルートエージェント 約20万4000件(内訳:公開求人数が約3万4000件、非公開約17万件)
マイナビエージェント 約2万8000件(公開求人数が約7000件、 非公開求人2万1000件)

(2018年2月現在)

ご覧頂いたとおり、求人数比較ではその差は歴然です。

リクルートエージェントは、マイナビエージェントの約7倍におよぶ求人数を誇っています。

分母となる全体の求人数では多くとも、特定職種に限って比較した場合にはあまり差がなかったり、逆転したりするケースもあります。
しかしながら、7倍以上の差があれば、ほとんどの職種でリクルートエージェントがマイナビエージェントを上回っていると見て間違いないでしょう。

できるだけ多数の求人企業を紹介してもらい、比較検討した上で転職先を決めたいという方はリクルートエージェントを選択した方が良いと言えます。

⇒リクルートエージェントの詳細を見る

⇒圧倒的求人数のリクルートエージェントはこちら

リクルートエージェントとマイナビエージェント、それぞれどんな人におすすめ?

次に両社が得意としている求職者、あるいは特に力を入れて支援を行っている求職者という点で違いがないか比較したところ、この点でも両社には次のような違いがありました。

リクルートエージェントの主な対象者

20代~40代の幅広い求職者を対象としている


リクルートエージェントは幅広い世代の転職活動を支援しています。リクルートエージェントが対象としているのは概ね、業務経験を有する20代後半ぐらいから40代ぐらいまでの層の求職者と言えます。

ポイント 女性

【第二新卒・既卒の方にはこちらがオススメ!】
20代で業務経験が浅い第二新卒、または全くない既卒の方々については、リクルートグループが20代専門に就職・転職支援を行っている「就職Shop」への登録がおすすめですよ。
⇒就職SHOPの詳細はこちら

⇒就職Shopの公式サイト

マイナビエージェントの主な対象者


20・30代が中心で、特に第二新卒の転職に強み。女性に特化したサービスも有り。
企業全体の傾向として、学生の就活をはじめ若者の進学にも力を入れているマイナビグループ。「マイナビエージェント」については、やはり転職市場においても20代の若手の転職に強い傾向があります。

マイナビエージェントは書類選考や面接対策のサポートがとても丁寧で分かりやすいと評判です。
転職が初めてだったり、社会人としてのスキルがまだ浅い20代の求職者にとってマイナビエージェントの手厚いサポートは非常に頼りになると言えるでしょう。

ポイント 女性

【女性の転職ならこちら!】
その他に、マイナビは女性の転職に特化したエージェントサービスもあります。
女性のキャリアアドバイザーだけで構成されているので、女性ならではの様々な悩みに答えてくれます。
⇒マイナビエージェント「女性の転職」の詳細はこちら

⇒マイナビ女性の転職公式サイト

女性の転職以外にも、マイナビは様々な職種に特化したサービスを展開しています。

マイナビの業種別サービス
マイナビ会計士 ⇒詳細はこちら 公式HP
マイナビ税理士 ⇒詳細はこちら 公式HP
マイナビクリエイター ⇒詳細はこちら 公式HP
マイナビジョブ20’s ⇒詳細はこちら 公式HP

以上のことから、リクルートエージェントは幅広い層を対象としていますので、求職者の属性に対してはマルチに対応している転職エージェントと表現できます。

対してマイナビエージェントは特化対応型の転職エージェントと言えます。

リクルートエージェント ⇒ マルチな対応
マイナビエージェント  ⇒ 特化型

リクルートエージェントとマイナビエージェント・業種の強弱比較

リクルートエージェントもマイナビエージェントも特定業種に特化された転職エージェントではなく、幅広い業種へ対応する総合エージェントです。

ところが、業種の検索項目を比較してみるとかなり大きな違いがあることがわかります。

リクルートエージェント・マイナビエージェントの業種の検索項目

 リクルートエージェント  マイナビエージェント
 IT・通信業界
Web・インターネット業界
機械・電気・電子業界
化学業界(素材・化成品)
総合商社・専門商社
物流・運輸業界
流通・飲食・消費財・店舗サービス業界
旅行・スポーツ・エンターテイメント業界
マスコミ・広告業界
人材・教育・アウトソーシング業界
コンサルティング業界・監査法人・シンクタンク
金融・保険業界
建設・住宅・不動産業界
医療・医薬・バイオ・福祉業界
公共インフラ・官公庁・各種団体・その他
 IT/インターネット/通信
機械/電気・電子/素材
営業
医薬/医療機器/バイオ
金融/コンサルティング
不動産/建設
クリエイティブ系
経営企画/管理部門全般
流通/消費財/アパレル/フード
医療系/医師/看護師/薬剤師

⇒幅広い業種で強みを発揮しているのは「リクルートエージェント」

今回の業種比較では、どのようなものが含まれているかわからないため「その他」という検索項目は含めていません。そのため、検索項目にない業種であっても「その他」に含まれている可能性はあります。

しかしながら検索項目にない業種というのは、仮に求人があってもそれほど多くないため検索項目が設けていないものと推察されます。

こうした推察をふまえた上で両者の業種項目を比較した場合、次のようになります。

リクルートエージェントにあってマイナビエージェントにない業種

  • 旅行
  • スポーツ
  • エンターテイメント業界
  • マスコミ・広告業界
  • 人材・教育
  • アウトソーシング業界
  • 公共インフラ・官公庁・各種団体

マイナビエージェントにあってリクルートエージェントにない業種

  • アパレル

繰り返しとなりますが、リクルートエージェントにもマイナビエージェントにも業種検索項目として「その他」がありますので、「検索項目にない業種=求人情報がない業種」と断定することはできません。

しかしそうした業種は求人が少ないと見なせますので、どちらが幅広い業種に対応できているかの比較ではリクルートエージェントの方に軍配があがります。

例えば、官公庁や広告業界や教育業界などへ転職を考えている方はリクルートエージェント選ぶべきであり、逆にアパレルではあればマイナビエージェントを選ぶべきとなります。

アパレル系の求人を探したい方はコチラの記事もおすすめ

マイナビエージェントとリクルートエージェント 紹介企業

マイナビエージェントとリクルートエージェンで、紹介してもらえる企業を職種を絞って比較してみました。

マイナビエージェント リクルートエージェント
IT・WEBエンジニア AVANT
KONAMI
NEC
NAVITIME
DeNa など
楽天
GREE
コロプラ
DELL
Klab など
MR・メディカル 小林製薬
シミック株式会社
ノイエス株式会社
株式会社龍角散
MPアグロ株式会社 など
第一三共株式会社
AsahiKASEI
アステラス製薬
MSD
ブリストロマイヤーズ株式会社 など
ものづくり・メーカー OLYMPUS
NEC
EPSON
MITSUBISHI
DAIKINHONDA など
野村不動産株式会社
タカノ株式会社
NISSAN
富士ゼロックス株式会社
BCG など
会計士 株式会社アヴァンティア
EYTAS株式会社
東京共同会計事務所
税理士法人平成会計社
PwCアドバイザリー合同会社 など
株式会社RSテクノロジー
株式会社北の達人コーポレーション
ソフトバンク株式会社
イビデン株式会社
デロイト トーマツ など

マイナビエージェント、リクルートエージェントどちらも大手企業から中小企業までさまざまな会社を紹介してくれるようです。

全体的な企業登録数は、リクナビエージェントの方がかなり多いのですが、今回比較した4つの業種ではそこまで大幅な差はありませんでした。

しいて言えば、リクナビエージェントは東京・大阪など本社が都心部にある企業が多いことに対して、マイナビエージェントでは、比較的地方の企業も多く紹介しているようです。

本社勤務を希望している人は、リクナビエージェントの方が探しやすいと思います。
通勤距離を気にしたり、UターンやIターンを希望している人には、マイナビエージェントの方が探しやすそうです。

リクルートエージェント・マイナビエージェント海外勤務の求人数比較

リクルートエージェントはマイナビエージェントの7倍以上の求人数を誇りますので、海外勤務の求人数比較でも7倍程度の開きが生じていたとしても不思議ではありません。

ところが海外勤務の求人数について比較したところ、次のような意外な結果となりました。

それぞれの海外勤務求人数

リクルートエージェント マイナビエージェント
  • 公開求人数:31件
  • 非公開求人数:406件
  • 計437件
  • 公開求人数:29件
  • 非公開求人数:212件
  • 計241件


これら求人数からわかるとおり、海外勤務の求人に限れば、リクルートエージェントの方が数では上回っているものの、約1.8倍に過ぎず7倍以上といった大きな開きが生じていないことがわかります。

次に全体に占める海外勤務の求人数割合で比較してみた場合、マイナビエージェントであっても約1%程度に過ぎず、リクルートエージェントはそれを更に下回るわずか0.3%未満という、大変少ない割合に留まっています。

海外勤務の求人を狙いたい方はリクルートエージェントやマイナビエージェント以外のエージェントも吟味してみるのが良いかも知れません。
ビズリーチなどは海外に強い転職エージェントといえますので、検討する価値はあるでしょう。

海外求人を探したい方はコチラの記事もおすすめ

リクルートエージェント・マイナビエージェント電話受付け対応比較

転職エージェントに問い合わせをしたい場合、メールなら24時間いつでも受付けてくれるのは当たり前です。

問い合わせ対応で差がつくのは電話での対応サービスですので、この点についても両社をを比較してみました。

電話受け付け対応比較

リクルートエージェント マイナビエージェント
※東京(京橋第一)オフィスの場合
受付け対応時間 10:00~18:00 9:30~20:30(平日)
9:30~17:30(土曜日)
土日、祝日対応 なし 土曜日のみ対応。日、祝日はなし

ご覧のとおり、電話での受付け対応では平日、土日祝日の両方においてマイナビエージェントに軍配があがります。

マイナビエージェントは平日午後8時半まで電話で対応してくれること、更に土曜日も午後5時半まで電話対応してくれる点はかなり良心的な対応といえます。

⇒マイナビエージェントの詳細はこちら

⇒対応の良いマイナビエージェントに登録する

リクルートエージェント・マイナビエージェント キャリアアドバイザー比較

自分を専任で担当してくれるキャリアアドバイザーによる転職支援サービスは、転職エージェントを評価する祭の最も重要な指標になると言っても過言ではありません。

この点でも比較を行ってみました。

リクルートエージェント・マイナビエージェント共通のサービス

キャリアアドバイザーによる転職支援サービスメニューを比較した場合、次のようなサービスについては一致することがわかりました。

  • 面談(キャリアカウンセリング)
  • 希望に合った求人の紹介
  • 求人票だけではわからない詳細な情報提供
  • 応募書類の添削や面接対策
  • 条件面や入社日の調整
  • 転職後のアフターフォロー

一方、一致していないサービスメニューは何かと言いますと、マイナビエージェントにあって、リクルートエージェントで確認できなったサービスとして「推薦状の作成」が唯一あげられます。

仮に推薦状を作成しなかったとしても、推薦コメントを求人企業側へ伝えることは業務の一環として通常行われていることなので、推薦状の有無はそれほど決定的なサービスの違いとは言えません。

このことからキャリアアドバイザーによるサービス内容では、両社間で大きな違いはないと評価できます。

そこで利用者がキャリアアドバイザーによるサービスに対してどう評価しているか、当サイトに寄せられていた口コミ評価を集計し、比較してみました。

リクルートエージェントで特に多かった口コミベスト3

・当たりハズレが激しい・・・・・・・・・・・・・34%

・事務的、機械的な対応・・・・・・・・・・・・・27%

・求人を多数紹介してくれる・・・・・・・・・・・18%

マイナビエージェントで特に多かった口コミベスト3

・親切な対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・28%

・業界に精通していた・・・・・・・・・・・・・・22%

・自分の希望とは合ってない案件を紹介された・・・17%

⇒親切でプロフェショナルなサポートを期待したいならマイナビエージェント

当サイトに寄せられた両社への評価を内容によって分類・集計した結果では、ご覧のような明暗が分かれる結果となりました。

リクルートエージェントは担当者による対応に差が大きく、また事務的な対応だったという評価が多く、マイナビエージェントは親切で転職先の業界にも精通しているといった高く評価する口コミが多く見られました

その一方で、リクルートエージェントは求人数を多数紹介してくれたという点で評価を得ており、マイナビエージェントは希望条件にマッチしていない求人の紹介を受けたといった評価がかなりありました。

キャリアアドバイザーによるサービスの品質は、キャリアアドバイザーの個人的な資質や性格によって大きく左右されます。

そのため、この結果が全てのキャリアドバイザーに当てはまるとは言えませんが、キャリアアドバイザーによる転職支援サービスを重視したい場合には、少なくともマイナビエージェントを検討対象から外すべきではないと言えます。

「リクルートエージェント」と「マイナビエージェント」自分はどっちタイプ?

マイナビエージェント タイプ

・前職で3年は継続して勤務した、いわゆる第2新卒に当てはまる
・仕事は勤務条件も大事だが、やはり働きがいなど仕事内容を重視したい
・前からやってみたかった仕事があって、それに向けて勉強したり資格を取っていた(または取得中)
・結婚してから今の仕事ではなく、引越し先の近くで新しい仕事を探したい
・今のキャリアを生かして、ハイクラスの転職にチャンレンジしてみたい
⇒マイナビエージェントの評判をチェック!

⇒マイナビエージェントを詳しく見る!

リクルートエージェント タイプ

・仕事内容も大事だけど、休日や給与などの労働条件を最優先させたい
・職種はまだ迷っているけど、転職することはもう決めている
・前職のスキルを生かす仕事だけでなく、未経験だけど他の職種につくことも考えている
・第2新卒にも転職適齢にも当てはまらない30後半以降だけど、転職がうまくいくのか?不安がある
・アドバイザーの相性とかよりも、転職できたという結果を重視したい
⇒リクルートエージェントの評判をチェック!

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それでも悩む人は2つのエージェントに登録するのもあり!

それでもまだ悩む人は、思い切って2つのエージェントに登録しましょう。
転職エージェントの中には、複数登録をしないように言われるところもありますが、この2社はそういった縛りがありません。

エージェントによって強み、弱みもそれぞれ違います。
得意分野がどの職種なのか?どんな企業とのパイプが強いのか?などを知るきっかけにもなります。
1度登録してみて、転職活動がスムーズにいきやすい方やコンサルタントの方の相性をチェックすることも転職活動において大切なポイントです。

ただし、複数登録をするときはコンサルタントの方に必ず伝えましょう。

もし、2社同時に同じ案件に応募してしまったときに、どちらのエージェントからの話をすすめるのか?揉めることにもなってしまいます。
効率よく転職活動をするためにも、早い段階でコンサルタントの方に伝えましょう。

あなたならどっち?リクルート・マイナビ
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