保育士に最適・NGな服装を紹介!春夏秋冬(季節)別の服装例も解説!

保育士_服装_季節春夏秋冬_ユニクロGU

保育中の服装について悩んでしまう保育士はとても多いです。保護者や子どもに気を使うのはもちろん、季節やイベントに合った服装も心がけなくてはいけません。

そこで今回は悩んでいる人も多い、保育士の服装選びのポイントや服装例を、春夏秋冬の季節やイベント別に詳しくご紹介します。

保育士の服装の基本はエプロンとジャージ

保育士_服装_エプロンジャージ

保育士の服装の基本となるのはエプロンもしくはスモックとジャージです。

最近はエプロンを着けない保育士も増えていますが、保育をしていると泥が付いたり子供の鼻水が付いたりするので洋服が汚れてしまいます。保育士は清潔感も大事ですから、すぐに交換できるエプロンやスモックは必須です。

ジャージは立ったり座ったり走ったりと何かと忙しい保育士の動きにもっとも適した素材ですし、重ね着がしやすいので温度調節も手軽に出来ます。

エプロンにジャージではおしゃれのかけらもないと思うかもしれませんが、クレームが少なく一番保育がしやすい服装であり、最適な服装のポイントさえ抑えておけばアレンジも楽しめます。

また、カラーやデザインのバリエーションは豊富なので、自分のお気に入りを揃えておくと服装選びに困ることは無いでしょう。

保育士に最適な服装のポイントを紹介!

保育士_服装_最適

最近は保護者からのクレームがないように園指定の服装を決めている保育園もありますが、服装は自由というのが一般的です。

ですが、いくら自由といっても保育をスムーズに行うために、最適な服装であることが大前提です。

ここでは、服装を選ぶ時に押さえておきたい、保育士として最適な服装のポイントをご紹介します。

子供に安全であること

保育士の服装のベースは子どもに安全であることです。保育士は子供と接触することが多いものの、自分で意識的に触れあうのであれば安全に接することができます。

しかし、自分で意識して触れあうだけではなく、子供の方から飛びついてきたりすることも少なくありません。

こういった時に、スタッズやビジューなどの飾りが付いた服を着ていると、思わぬところで子供の肌を傷付けてしまう可能性があります。

また、盲点になりがちな静電気にも注意が必要です。ニットやモヘアなど静電気が起こりやすい服装だと、子供に触れた時に静電気のせいで痛い思いをさせてしまうことがあります。

子供に怪我をさせたり痛い思いをさせたりすると、保護者からのクレームにも繋がるので油断は禁物です。

子供の安全を守るのは保育士の仕事の中でも一番重要なことですから、自分の服装にもしっかり気を配りましょう。

動きやすいこと

子供に安全であることと同じぐらい大切なのが、動きやすいかどうかです。保育士は子供と一緒に遊んだりお散歩しますし、喧嘩が始まったらすぐに駆けつけなければいけません。

その時に動きづらい服装では効率が悪いですし、オシャレでも汚れが気になるような服装では子供と遊ぶ時にも気を使ってしまいます。

ですので、どんな状態でも機敏に動ける服装であることは保育士に適した服装のポイントと言えます。

一番動きやすいのはジャージですが、最近はGUやユニクロなどのアパレルブランドから伸びの良いストレッチパンツやチノパンなども発売されているので、きちんと感を出したいときはこういったボトムを選ぶといいでしょう。

ラフなスタイルでも身だしなみが整っていること

子供と外遊びをしたり遊具の片付けや掃除をすれば服は汚れますし、子供に引っ張られたりすると袖や裾が変に伸びてしまうので、保育園で着る服はいつ捨てても良いようなものにしたくなるかもしれません。

ラフで部屋着のような格好であれば動きやすく、汚れても伸びても諦めがつくでしょう。ですが、保育士は子供の保育環境の衛生を保つという役割があります。

衛生というのは子供に触れる手だけでなく、保育士の服装にも関係してくるので、身だしなみを整えるというのはとても大切なことです。そのため、ラフであっても清潔感を感じられる服装を意識しましょう。

自分がだらしない格好をしていると子供に身だしなみを教えることは出来ませんし、保護者からの印象も悪くなってしまいます。

ジャージでもTシャツを着るにしてもきちんと洗濯をして綺麗にしたり、シワをアイロンで伸ばすなどしておけば身だしなみも整うので、清潔感を意識した服装を心がけてください。

保育士に適さないNGな服装を紹介

ただ、いくら保育に最適な服装であっても避けた方が良いものもあります。

保育士に限らず、仕事上の服装は自分の好みや流行ではなく常識を守ることが大切です。

特に保育士は子供の安全と保護者の目も意識した服装を心がけなくてはいけないので、NGな服装もしっかり覚えておきましょう。

肌の露出面積が多い服装

保育士は真夏でもお散歩に行ったり公園で遊んだりするので、暑い中で子供の相手をしなくてはいけません。

夏の気温は年々高くなっており熱中症のリスクも高まっているので、出来れば肌を露出して風通しの良い服を着たいでしょう。ですが、肌の露出が多い服は保育士にとってNGです。

暑ければタンクトップや短パンなどの涼しい服装をしたくなりますが、肌の露出が多いと、どんなデザインの洋服でも保護者や子どもに下品な印象を与えてしまいます。

また、素材によってはだらしなく見えてしまうので、保育園の品位を下げてしまうことにもなりかねません。

保育園の運営は地域の協力や理解も必要ですから、上司や園長、保護者の目と同じぐらい周りの人の目も気にする必要があります。

保護者や地域の人にとって保育士は信頼出来る存在であることが大切なので、だらしないイメージを与える肌を露出したり下着が見えたりするような服装は絶対に止めましょう。

子供が引っ張りたくなる紐やフードが付いている服

子供の安全を守ると同時に、保育士の身を守るためにもNGなのが紐やフードが付いている服です。

首元やウエスト、足首部分が紐でサイズを調節できるのはとても便利です。フード付きのトレーナーであれば寒さを凌いだり、お散歩中に突然雨が降っても避けたりできます。

しかし、足元に紐が付いていると子供が踏んでいるのを気づかず転倒するリスクがあり、首元に付いていれば子供がいたずらで引っ張って首が絞まってしまうかもしれません。

転倒したときにそばに子供がいれば怪我をさせてしまう可能性もあります。

フードも子供がジャンプして掴んだりすると、後ろ向きに倒れたり首が絞まったりしてとても危険です。

いくら自分が気を付けていても子供の行動は予測不可能ですから、少しでも怪我のリスクがある服装は避けるべきです。

誤飲のリスクを高める装飾付きの服

ボタンやビーズなどが付いた服は、遊んでいる間に飾りが取れてしまうことがあります。

そして取れたことに気がつかないと子供が誤飲するリスクがあるので、不要な飾りが付いた服もNGにしておいた方が賢明です。

仮に取れない装飾であっても抱っこをしたときに肌をこすってしまったり、何かの拍子で子供を傷付けてしまったりする可能性もあります。

特に幼児はボタンなどの小物に興味を示すことが多く、無闇に引っ張って取ろうとしますから、保育士が気を付けていても事故に繋がる可能性があるので注意しましょう。

大人にとってはおしゃれでも、子供にとって服の装飾はおもちゃと同じだと言うことを忘れないでください。

春夏秋冬の季節別!保育士におすすめの服装

保育士_服装_季節_春夏秋冬

空調管理されているオフィスでの仕事とは違い、お散歩や園庭での外遊びなど、季節をそのまま感じる機会が多いのは保育士の仕事の特徴です。

季節に合わせて服装を選ばないと、風邪をひいたり体調不良を起こしたりするリスクが高まります。

ここでは、季節別の服装例をご紹介するので参考にしてみてください。

春は温度調節をしやすい服装がおすすめ!

春は夏のように日差しが強くなることもあれば、急に日が陰って肌寒くなることもあります。

室内であれば薄手のTシャツで十分かもしれませんが、お散歩で外に出ると想像以上に寒いなんてこともあるので、温度調節をしやすい服装がおすすめです。
室内ではTシャツで、外に出る時にはジャージや薄手のカーディガンを羽織るというのが春に適した服装です。

ちなみに、パーカーも手軽に羽織れますが、子供を抱っこしたときにチャックで怪我をさせてしまったり、フードがついたものだと危険だったりするのでオススメできません。

3月4月は寒い日もあるかもしれませんが、トレーナーなど厚手のものは、室内で子供の相手をしていると汗をかいてしまい風邪をひく原因になるので避けましょう。

夏は紫外線カットと速乾性が重要!

暑い夏は少しでも涼しい服装にしたいものですが、肌を露出するのはNGですし、紫外線をまともに浴びてしまうと肌にも良くありません。

そんな保育士の状況下で肌を露出せずに涼しくし、紫外線もカットするには素材が重要です。たとえば半袖のTシャツは速乾性の高いものにして、さらにUVカット加工された薄手のカーディガンを羽織るといいでしょう。

ボトムはくるぶしぐらいまでなら出しても大丈夫なので、少し裾が広がるフレアタイプのジャージを選べば風通しが良くなります。

保育活動によってはカーディガンが邪魔ということもあるでしょう。そういう時はアームウォーマーなどの小物をプラスして紫外線をカットするのがおすすめです。

また、戸外の活動では顔や首に紫外線が当たらないように、つばが広めの帽子をかぶるようにしましょう。

秋は寒暖差に対応できる服装がベスト

秋は春と同じで寒暖差が大きく、夏の名残で日中はものすごく暑くなることもありますが、夕方になると急に冷え込みます。

ですので、昼間は半袖で十分だとしても、肌寒くなったときのために上着を用意しておくことが肝心です。秋の冷え込みは春とは違って冬に向かう寒さなので、午後の園庭遊びなどがある場合は、薄手のカーディガンではなく少し厚手の上着を用意しておきましょう。

外遊びの時間が長いのであれば、羽織り物よりもトレーナーを着込んでしまった方が楽かもしれません。秋は体調を崩しやすいので、気温に合わせやすい服装を選んでください。

冬はインナーとアウターで寒さ対策

冬は室内では暖房を付けているのでそこまで寒くありません。ですが、園庭や戸外での活動も多いので、ヒートテックのインナーを着ておきましょう。

厚手のアウターを着てしまうと動きづらくなりますし、トレーナーを着ているとアウターが薄くても動きが制限されてしまいますから、インナーで寒さを防ぐのがおすすめです。

アウターの素材は軽くて温かいフリースや、薄手のダウンがベストです。ボトムスはさすがにジャージ素材は寒いので、裏起毛のパンツや防寒機能のついたインナーで寒さ対策をしてください。

戸外ではマフラーや手袋をする方もいるようですが、マフラーは引っ張られたりする可能性がありますし、手袋は保育の邪魔になるので、出来るだけ着けない方が良いでしょう。

また、園によってはスモックが見えないと子供が保育士だと判断しにくくなるということで、アウターNGな園もあります。その場合は内側の防寒対策が基本となってきますので、暖かいインナーは必須です。

イベント別!保育士におすすめの服装例

普段の保育は動きやすさや安全を一番に考えた服装がベストですが、保育園ではいろいろなイベントがあります。

イベントごとに適した服装は違ってくるので、TPOに合わせなくてはいけません。

保育士だからいつも同じ服装で大丈夫だろうと油断していると、いざというときに大慌てなんてことになるかもしれません。イベントごとに適した服装もチェックしておきましょう。

遠足や運動会はより動きやすさを重視!

遠足や運動会では、普段よりもさらに動きやすさを重視した服装を選んでください。特に気を付けたいのは、ジャージのサイズとデザインです。

ウエスト部分が緩かったりすると思い切り動けませんし、裾が絞っていないフレアデザインでは転んでしまうかもしれません。

ウエストがジャストフィットしていて、裾がしっかり絞られているデザインであればより動きやすいので、事前にチェックをしておきましょう。

寒暖差のある季節は、脱ぎ着しやすいジャージの上下セットがおすすめです。反対に日差しが強い季節は、しっかり紫外線を防げるように帽子もかぶりましょう。

足元は紐タイプのスニーカーだと危険なので、履き慣れたスリッポンやマジックテープで着脱できるスニーカーを履くのがベストです。

プールや水遊びは濡れても良い服装で

プールや水遊びをするときは、濡れても良い服装にするのが基本です。たとえばTシャツとハーフパンツ、ラッシュガードとスイムパンツなどの組み合わせなら、びしょ濡れになっても大丈夫でしょう。

見守りで一緒に入らないとしても濡れるのを気にしていたら子供の安全を守れないので、仕事着とは別に濡れても良い服を用意してください。

プールに入る場合はプライベートで着る水着ではなく、保育用の水着を用意しましょう。

水着とは言え、やはり露出は控えた方が良いので、ビキニやハイレグの水着はNGです。脱ぎ着がしやすいセパレートタイプで、太ももが隠れるボトムなら動きを気にせず子供と遊べます。

上にラッシュガードを着ればさらに動きに制限がありません。ラッシュガードであればフードが付いていてもプール中はかぶってしまえばいいので、日差しを避けたい場合はフード付きのものを選んでも大丈夫です。

入園式や卒園式はフォーマルな服装

入園式や卒園式は、例え担任ではなくても園全体で式を行うのでフォーマルな服装をするのが基本です。

また、入園式の場合はおめでたい儀式になるので、黒など暗い色ではなくベージュ系や白のスーツが良いでしょう。

反対に卒園式はこれから小学生になる子供達を送り出す儀式なので、黒やグレーなどのスーツで参加するのが一般的です。

どちらの場合も子供と保護者が主役ですから、あまり派手なデザインのものは避けてください。

また、スカートが短かったりタイトなデザインだったりすると品がないので、スカート丈は膝下まであるもの、もしくはパンツスタイルのスーツがおすすめです。

入園式や卒園式の日だけは、担任の場合はコサージュなどを着けて華やかにするのはOKです。

ただし、園によってはアクセサリーや装飾を禁止していることもありますし、担任以外は日常着ということもあるので、服装に関しては事前にしっかり確認しておきましょう。

保育士の服装まとめ

時代とともに保育士の服装にも変化が出てきていますが、クレームを回避するためにもまずは子供達の安全を最優先した服装を心がけることが基本です。

逆に言えば、安全をベースにしていればある程度は自由におしゃれを楽しめます。

ただし、保育園によっては保育士の服装に関して意味のない規則や規定を設けているところもあるので、服装に関して窮屈な思いをしている保育士も少なくないようです。

服装は仕事のモチベーションにも繋がる大切なツールですから、それを無意味に規制されるのであれば、楽しく保育士を続けるために転職を検討してみるのも良いかもしれません。

最近では保育士のモチベーション向上や、イメージを変化させるために敢えて服装や髪型に自由をもたせている保育園も増えています。

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