人気の資格職、保健師の就職と転職について詳しく調べてみました。
保健師の仕事とはどのような仕事なのか、就職・転職事情はどうなっているのか?そして、保健師の求人サイトのランキングまで、保健師という仕事について徹底的に見ていきましょう。

保健師になるには?

まず、保健師になるためにはどうしたらよいかについて見てみましょう。

保健師になるためのルート

保健師の資格を取得するためには、次の三つの条件をクリアしなければなりません。

  • 看護師資格を取得する
  • 保健師養成学校で一年以上学び、かつ、保健師国家試験の受験資格を手に入れる
  • 保健師国家試験に合格する

そのための具体的な方法には、次の二つがあります。

① 「保健師指定養成校」の認可を受けた看護大学で、卒業と同時に看護師と保健師の両方の国家試験を同じタイミングで受け、合格する

② 看護師として実務を積んだ後に、保健師学校(1年制の保健師養成学校、または、看護大学に編入)に入学して保健師国家試験に合格する

ちなみに、保健師国家試験に合格した人の93%は①の方法によるもので、②の方法で合格したのは7%にすぎません。つまり、保健師になる人の殆どは看護大学を卒業した新卒者であるという事がわかります。

保健師に転職するなら若いうちに!

企業が人員を募集する際に年齢制限をつけることは禁じられていますが、一般的に卒業してから年数が余りたっていない若い人の方が有利という傾向はあります。特に保健師の仕事は、他の職業とは異なり「経験豊富な方が有利」というものではありません
そのため、保健師に転職する場合は、若くて新卒に近い人の方が圧倒的に有利なのです。

試験に落ちた、または、就職先が見つけられなかったら?

保健師になるために看護大学に入学し保健師の国家試験を取得しようとしても、国家試験に落ちてしまうこともあるでしょう。また、試験に合格しても、就職先が見つからないこともありえます。そんな時はどうしたらよいのでしょうか?
よくあるケースが、看護師資格を取得できたのなら、看護師になるケースです。それ以外だと、非正規雇用の保健師になるという道もあります。
いずれにせよ、翌年の国家試験にチャレンジし、就職先を探すということになると思います。しかし、保健師になるならば若ければ若いほど就職しやすいですから、早めに活動を始めることをおすすめします。

保健師の就職率・転職率

保健師の就職率と転職率について見てみましょう。

保健師の国家試験に合格した人は毎年15,000人ほどですが、そのうち保健師として就職した人は1,000人~2,000人と言われています。
つまり、保健師の就職率は、6%~12%という大変低い数字なのです。
これは、保健師の就職先が非常にマイナーであるためと考えられます。保健師の就職先は、行政や学校、企業などですが、そのポストは非常に少なく保健師になるのはとても狭き門なのです。

一方、保健師の離職率は約15%と、看護師の離職率約40%と比べると大変低い数字になっています。
これは、保健師として就職し職場になじむことができれば、長く安定して働くことができる仕事であるということが考えられます。そのため、保健師の離職率は他の職業に比べて格段に低いのです。

保健師の仕事内容

保健師の仕事とは、どのようなものなのかを見てみましょう。
保健師には「行政保健師」「病院保健師」「産業保健師」「学校保健師」などがあり、病気やけがを予防するための「保健指導」や「健康診断」「健康相談」などを行います。

行政保健師

行政保健師とは保健所や市町村にある保健センターなどで働く保健師のことです。保健師全体のうち約60%が行政保健師です。

病院保健師

病院保健師とは病院や老人ホームなどで働く保健師で、それぞれの施設で行われる健康診断や予防接種などのアドバイスを行います。

産業保健師

産業保健師は一定規模以上の企業に常駐し業務を行う保健師のことで、社員の健康診断や健康指導等の業務を行います。賃金は保健師の中では高めの部類に入りますが、保険医を設置する企業の数は多くはありません。よって産業保健師の競争率は非常に高いものになっています。

学校保健師

学校保健師とはいわゆる「保健室の先生」ではありません。専門学校や大学などの私立の学校で働く保健師のことです。
ちなみに、「保健室の先生」になるためには、保健師の資格にプラスして養護教諭の資格が必要です。

保健師の転職サイトのランキング

それでは、保健師として働きたい人のための転職サイトのランキングを見てみましょう。それぞれの転職サイトの基本情報や特徴、そして、保健師として転職を成功させた転職成功例もご紹介します!

1位:リクナビNEXT

リクナビNEXTは業界最大手のリクルートが展開する転職サイトです。それだけに、保有する求人数は業界ナンバーワンです。
通常、保健師や看護師などの特殊な職業の就職先や転職先は、それぞれの業界に特化した転職サイトで探すのが王道です。しかし、リクナビNEXTに関しては一般的な求人を取り扱うサイトながら、求人の数が膨大なため保健師のような特殊な仕事であっても多数の求人を見つけることができます。

リクナビNEXTで保健師としての転職を成功させたAさんの体験談をご紹介します。
Aさんは普通の企業で働いていましたが、学生時代に取得した保健師の仕事を生かして保健師に転職することにしました。もともと企業や行政の保健師になることはむつかしいと考えていたAさんは、少しでも良い求人に出会うため求人数の多いリクナビNEXTに登録し、現在働いているケアホームの保健師の求人を見つけました。無事ケアホームの保健師として転職を果たし、充実した保健師ライフを得ることができたのです。

2位:マイナビ看護師

業界最大手の一つマイナビが運営するマイナビ看護師も、保健師の求人を探すためにおすすめの転職サイトです。
保健師の求人は看護師と同じ「医療職」のくくりに入ります。保健師などの医療職に求人に特化したマイナビ看護師に登録すれば、ダイレクトに保健師の転職先を見つけることができるでしょう。

マイナビ看護師で保健師として転職を果たしたBさんは、看護師として働いていました。看護師の仕事がきつく自分に合わないと感じたBさんは、保健師の資格を生かして保健師になろうと思ったのです。
Bさんは、
「マイナビ看護師は医療職の求人に特化しているので保健師の求人を探しやすく、一般のサイトと比べて関係のない求人の中から保健師の求人だけを探し出す無駄な労力がないので良かった」
という感想を残しています。

3位:ナースではたらこ

求人情報サイトの中でも知名度が高く、医療職を専門に扱っている求人サイトです。医療関係の求人数がとにかく多く、保健師として転職したいという人にとてもおすすめです。
「利用しやすい」
「医療関係の求人が多かった」
などという口コミも多いサイトです。

ナースではたらこで希望通り保健師に転職できたCさんは、
「医療関係の求人がとても多く、多くの求人の中から探せたのが良かった」
という体験談を残しています。保健師の求人はとても少なくいくつもの求人の中から選ぶことがとても難しいため、良い求人になかなか巡り合えません。
しかし、ナースではたらこなら、他よりも多くの保健師の求人に巡り合えるということでした。

まとめ

保健師は就職先が少なくなかなか転職しづらい職業ですが、保健師の転職に適した転職サイトを見つけることで転職の成功率が上がります。
ぜひ、参考にしてみてください。

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