仕事辞めたい!会社辞めたい理由ランキング

新卒で会社に入っても、「三年で三割辞める」傾向は変わっていません。
最初の会社で仕事を続けている人でも「仕事辞めたい」「会社辞めたい」と一度も思わなかったことがない、という人はまずいないでしょう。

我慢して今の会社で働くべきなのか、それとも適切なタイミングで転職すべきなのか、悩ましいところです。
転職して給料が上がる人は少数派とも言われています。

今回は、仕事辞めたい、会社辞めたい理由をランキング形式にして、その内容をおさらいします。
そのうえで、辞めることになった場合、どうすればいいのか具体的な行動を展望したいと思います。

仕事辞めたい、会社辞めたい理由ランキング

今の職場を辞めたい理由については、おおよそ以下の理由に集約されるはずです。ランキング形式で見ていきましょう。

1位 人間関係が良くない

人間関係

いちばんは人間関係です。
実際に辞めた人の理由もそうですが、いくら給料が安くても、人間関係がいい職場ではやりがいもあり楽しいのです。

しかし、合わない人が多い職場では、いくらいい給料をもらっていたとしても、精神的なストレスはすごいものになります。
うつ病などメンタルを壊してしまう要因にもつながります。

女性

この場合、「会社辞めたい」がより強く感じるはずです。

男性

この会社にいつ限りこの人間関係が続いてしまいますからね。

2位 給料が安い(基本給、手当、残業代)

給料が安い

お金がもらえないことが二位になります。
やりがいがあっても、もらえるものが少なければ生活のためには辞めざるを得ない人も多いのです。

仕事に見合わない安月給、住宅手当などがない、残業代がもらえない(一部、全部)、会社は儲かっているはずなのに、従業員への還元がないのはやはり納得いきません。

女性

社長や経営幹部の給与明細を見てしまい、一気にモチベーションが下がってしまった経理の人もいるでしょうね。
自分だけ肥え太り続ける社長に対して、どうしても納得がいかず辞めてしまいます。

3位 希望していた仕事内容と違う

希望していた仕事内容と違う

これは私がかつていた会社でもよくありました。
配属された部署がいきなり総務部だった、異動願を出していたが、まったく考慮されず僻地に飛ばされてしまった。

組織である以上、誰かがその部署を担当しないといけないのですが、まさか自分が担当になるとは・・。

こんな左遷部署に自分が送られて納得できない、自分は能力があるのだからもっと花形部署に行くべきだ、英語ができないのに海外とやり取りをする部署に配属されてしまった…

男性

あわない仕事をさせられるとストレスも大きくなり、辞めざるを得なくなりますね。

4位 労働時間が長すぎる

労働時間が長すぎる

残業代とも関連しますが、働かせすぎは、辞める理由に大いになります。

女性

いくら手当が出ても、毎日朝早く出て、夜遅く帰宅では自分の時間が取れません。
過重労働はうつ病などの原因にもなり、これを放置していると心身に異常が出てしまいます。

病気にならないため、自分らしい生活を実現するため、ある程度のスキルがあればもっといい職場に脱出をして、「鎖につながれた」生活から抜け出たいと思うはずです。

5位 会社の風土、文化に合わない

会社の風土に合わない

超前時代的な会社はいまでもあります。毎朝の朝礼、社長の講話、社訓の暗唱・・、
「いつの時代だよ」と驚くような文化、風土を持っている会社は実は少なくありません。

もちろん、勤務時間中だけではなく、飲み会文化が合わないという人もいます。
飲み会の回数もそうですし、主に新人が犠牲になるお説教、一芸疲労、上司の接待、さらにお酒の強要(立派なアルハラ)もそうですよね。

さらに休日に行われる実質強制参加の社内行事、若手が参加しないといけない「野球部」、役員の気まぐれで決まったソフトボール大会など、ウェットな人間関係が大好きな人というのはどこにでもいるものです。そういうのが耐えられない人もいますよね。

ちなみに筆者は、新人一年目に、専務が発案した「職員交流ソフトボール大会」(もちろん休日に実施)の案内に対して「代休をよこせ。そうでない場合は時間外と交通費。法的に妥当な解釈を聞かせて」と返したら、二度と職員行事の案内が来なくなりました(笑)。

6位 公平に評価されない

公平に評価されない

同僚と同じ、あるいはそれ以上の結果を出しているのに、なぜかその同僚の方が評価がよく、出世していく。
大して能力がないのになぜか上から守られる、やらかしたのにその人だけ異動で済む(出世はしていく)。

男性

こういう人が周囲にいると、やる気をなくしていくのもわかります。
特に男性の場合は、職場の評価が自分の人間としての評価だと思ってしまう人もいますからね。

かつての私の上司であった「理事理事課長」も理事の靴をなめるような態度をし続けた結果、無能なのに出世しているようです。こういうのを見ると評価って何なんだろうと思います。

7位 なんだか嫌になった

なんだか嫌になった

特に理由はないけど、今の仕事が嫌になってしまいました。意味なく会社を辞めてしまう人、周囲に結構いませんか?

テレビなどでよくあるのは一流企業の会社員だった人が、訳もなく会社を辞めてしまい、何の修行もなくいきなり飲食店を始めて、大失敗して多くの負債を抱えてしまうようなパターンです。

男性

会社員としての能力と、辞めてからやっていく能力は違いますからね。

料理人でも、一流レストランのシェフだった人が、辞めて独立開業が必ずしも上手く行く人ばかりではないのと同様で、そのまま会社員を続けた方がいい人も多いはずです。

女性

職業選択は自由ですから、何が何でもしがみつくのがいい選択だとは思いませんが、明確な辞める理由がない場合、あえてその選択をしていいのか、立ち止まって考えるのが大切でしょう。

仕事辞めたいと会社辞めたいは違う?

仕事辞めたいと会社辞めたいは違う

同じ「辞めたい」でも、仕事を辞めたいのと会社を辞めたいのは微妙に違います。

女性

「仕事辞めたい」は現在の職種や働くことそのものへの拒否反応です。
より重症だとも考えられ、ひょっとするとうつ病になりかけている、もううつ病などになっている可能性もあり、早急な対処が求められます。

男性

「会社辞めたい」はどちらかというと「今の人間関係」や「今の会社、社風」への拒否反応ですから、転職に成功すればまた元のモチベーションが回復する可能性がありますね。

「症状」として「仕事辞めたい」よりも穏やかなので、いろいろ考えて戦略を練れるかもしれません。
とはいえ、放置すれば、やはりうつ病などになる可能性があります。

求められる具体的行動とは?

辞めたい理由にもよりますが、最悪今の地位に戻れる可能性を維持できるようにしておきましょう。
給料が上がる転職は割合的には少ないですし、転職先の人間関係がもっと悪いという可能性もあります。

1.社内で部署転換、異動を申し出る

今の部署が耐えられずに辞めたい、というのであれば、まず人事に移動したい旨を言うべきです。

私のかつての職場も、これは認められ、最初の一回であれば昇進に明らかなマイナスにはなっていない印象でした。

2.転職先を探す

転職先を探す実際に転職活動をするかどうか、まず市場を探ってみましょう。

転職サイトなどで行きたい会社、行きたい業界の求人がどのくらいあり、待遇はどうなのか、ひょっとすると自分の会社の方がマシかもしれません。
そうなれば辞めたい気持ちも収まってくるかもしれません。

3.転職活動をする

転職活動転職した方がマシ、と判断すれば転職活動を始めます。

退職してしまうのもいいですが、失業手当は自己都合退職の場合もらえるまでに三か月以上無手当で転職活動しないといけません。
気力体力ともに大丈夫ならば、仕事の手を抜きつつ、働きながら転職活動を始めてみましょう。

4.退職する

退職届「仕事辞めたい」に該当する人や、明らかに抑うつ感が出てきた人はすぐにでも退職します。

病気という診断書があれば、退職後でも「傷病手当金」がもらえます。
退路を断ちますから、覚悟を決めてください。

5.会社に思いっきり「迷惑をかける」

診断書もし、うつ病などの診断書がもらえるのであれば、これを会社に出して、休職制度限界まで休職するのもありです(もちろん、会社に復帰しない)。
1年~1年半、会社の休職制度を使えば、有給休暇や傷病休暇を全部使い、なおかつ「傷病手当金」もその後もらってしまいましょう。

退職後の「傷病手当金」と違うのは、求職中であれば社会保険や年金の半額は会社が折半することになり、自己負担が少なくて済みます。
徹底的に会社に迷惑をかけて、貴重な「人生の夏休み」でじっくり休養するのもありです。

もちろん休職期間は、会社に在職していますから、履歴書の空白期間にはなりません。ただし、「傷病手当金」は働けなくてもらうものですから、その間の転職活動はNG。徹底的に休息を取り、万全の態勢で転職活動の準備をしましょう。

有給の消化や会社の傷病休暇であれば、その間の転職活動は大丈夫です。
会社に復帰しない覚悟を決めたなら、思いっきり「立つ鳥跡を濁しまくろう」というのが私の持論です。

行動を起こすタイミング

  • 「仕事辞めたい」→できるだけ速やかに
  • 「会社辞めたい」→仕事の様子を見ながら徐々に

が基本になります。

女性

「仕事辞めたい」を放置してしまうと、うつ病などになり、働きたくても働けない体になってしまいます。
「会社辞めたい」の場合は、部署異動で何とかなるのであれば、その解決策を優先させてください。

あまり時間をかけてしまうと「やっぱりいいや」となり、余計に状況を悪化させてしまうこともあります。

いざとなった時のための準備とは?

いろいろなことを予想し、転職や退職を含めて臨機応変に行動するための準備として、

  1. 転職サイトへの登録
  2. 転職エージェントへの登録

をおススメします。

①については、自分の仕事や業界が売り手市場なのか、転職のしやすさや待遇面を確認できます。
また、②については、専任の転職エージェントから今の自分が置かれている客観的状況、つまり「辞めたい」という気持ちが妥当なものなのか、思い違いなのか、プロの目から見たアドバイスが受けられます。

「転職エージェントなんだから転職を勧めるに決まっている」、いや、そうではありません。

転職エージェントの成果報酬は「転職して一定期間その職場に転職した人が辞めずにいる」ことが条件なので、転職する必要がない人に、無理やり転職を勧めて、転職させてもすぐに辞められてしまっては一円にもなりません。

女性

納得して転職先で満足してもらえる求人の紹介が絶対条件なので、「辞めたい」という気持ちが実は思い違いの人には、「転職はマイナス」だと指摘し転職を勧めません。

男性

行動を起こすタイミングについてもアドバイスをもらえるはずなので、とりあえず、辞めたいという気持ちを持っている人は、一度転職エージェントに登録して、面接を受けてみるといいかもしれません。

準備としてはこの二点をしっかり行えば、困った時にすぐ対応できるはずです。

辞めたい理由は様々ですが、心身からのSOSである可能性もあり、「がんばればなんとかなる」と抑え込まない方がいいです。
そうしないとうつ病などになってしまうかもしれません。

毎月勤労統計調査 厚生労働省
雇用動向調査 厚生労働省

仕事辞めたい!会社辞めたい理由ランキング!

  • 「仕事辞めたい」と「会社辞めたい」は微妙に違う
  • 「仕事辞めたい」の方が切迫感がある
  • 「会社辞めたい」であれば、部署異動でリセットできる可能性もある
  • なんとなく辞めてしまうとその後のモチベーションが保てない
  • 我慢は美徳ではない。病めずに耐えても心身が壊れてしまう可能性がある
  • 「辞めたい」と思ったときにすぐに行動できるように準備をしておくとよい
  • 具体的には、転職サイトと転職エージェントへの登録がおススメ